ウィザードリィ外伝『戦闘の監獄』探索記録その3「リュードの迷宮」地下1階~地下3階

第三の迷宮となる「リュードの迷宮」へと挑む全員盗賊パーティー。果たして彼らの運命は如何に。

「デュエルの洞窟」の「地下6階」攻略においては、戦闘面で相当に苦労した。事前に収集しておいた攻撃呪文の巻物を湯水のように投入して凌ぎ切ったが、純粋な殴り合い(=物理ダメージの応酬)に関して、明らかに後れを取っていたことは事実である。また、敵モンスターの「数の暴力」(=複数グループ出現)に対抗する策を早急に構築せねばなるまい。

今回の攻略対象となる「リュードの迷宮」第一層は、果たして現在の戦力で通用するだろうか。一抹の不安を抱きつつ、探索を開始する。

探索を始めて早々に、小マップが解放された。これは吉兆か。

「地下1階」でお試しの戦闘を繰り返したところ、どうやら「睡眠抵抗」持ちの敵は出現しないようだ。したがって「眠りの巻物」使用からの物理攻撃コンボ戦術はここでも有効である。また敵モンスターの出現数も1グループ限定のため、比較的安全に勝利できることが判明した。

フロアマップを埋めつつトレハンに励むが、戦闘後に入手する金銭の額が大きい。またアイテムの引きも良さそうだ。

後衛の打撃力が大幅にアップする「クロスボウ」そして2冊目さらには3冊目の「識別の書」を入手。これで後衛3人が僧侶呪文Lv3の使い手に。結局のところ「地下1階」は特に苦労することもなく、現時点で侵入可能な範囲は踏破した。

その後もしばらくは戦闘面で安全かつ実入りの多い「地下1階」でトレハンを継続。新たな「?書物」を鑑定すると……何と「浮遊の書」であった。

すかさずSPを解放し、魔法使い系の常駐呪文「レビテイト」を習得する。この呪文を詠唱できる意味は大きい。探索中の落とし穴やシュートを防いでくれるだけではない。戦闘開始時に先手を取れる確率を上げ、敵方のデッドリーカズムの呪文を無効化できる。さらに言えば、将来的に「魔法使い呪文Lv4」を全て詠唱できるようになるというメリットもあるのだ。

では、そろそろ次の階層へと足を伸ばしてみよう。

縄梯子で降りた「地下2階」の玄室では扉が閉ざされていた。仕方なく、そのまま「地下3階」へと直行するが、戦闘も苛烈さを増してゆく。悪魔、巨人に忍者……だと!?

いきなり敵の格が上がったように思えるのは気のせいだろうか。なお「地下2階」と「地下3階」は、扉の「かんぬき」を外して順次ショートカットを開通してゆく構造になっている。

途中で数えるのを諦めたほど無数の「かんぬき」を外し、「地下2階」「地下3階」のマップをほぼ埋め終えた。後は残された三つの「試練」への挑戦を残すのみである。

最後の試練に挑む前に、現在の戦力を再確認しておこう。これまでの探索において「浮遊の書」をさらに2冊入手。SP解放後に訪れたレベルアップにより、後衛全員が魔法使い呪文Lv4を複数習得した。また、装備品も「+2」クラスの品々が集まりつつある状況だ。

それでは「地下2階」ならびに「地下3階」の未踏破エリア攻略に移ろう。

「睡魔」と言うからには睡眠属性の攻撃をしてくるのだろう。問題は、こちらの睡眠攻撃が効くのか否か……である。

抵抗された。ですよねー。

幸いにしてこちらの攻撃呪文が通れば一発で倒せる模様。HPはそれほど高くないようだ。ただし……

全員夢の中でブレス浴びるのは痛い。

起きろ! 攻撃されてる!
目覚めろ!! 起きて戦え!!

半分寝惚けた状態ながら何とか勝利。相手のHPの低さ(=ブレスの威力が低い)に助けられた感がある。では次へ。

「金縛り」つまり今度は「麻痺」持ちの敵なのだろうか。誰一人として麻痺抵抗の装備は持ち合わせていない。つまり麻痺ブレス吐かれると全滅する可能性が濃厚だ。短期決戦に持ち込むしかないだろう。

予想通りの麻痺ブレスで4人が戦闘不能に陥るも、残った2人がギガファイアの連続詠唱で敵の頭数を減らし何とか勝利。非常に危なかった。さて次が最後だ。

「睡眠」「麻痺」と続けば、最後に残るは当然「毒」となるわけだが、ある意味で最も与し易い相手かも知れない。毒のブレス攻撃を喰らってしまっても、それ一発で戦闘不能になることはないからだ。その点において睡眠ブレスや麻痺ブレスよりも危険度は低い。戦闘中に行動可能であるならば、反撃の手はいくらでもある。ただし油断は禁物だ。

完勝である。何と一度も攻撃を喰らわないワンサイドゲームであった。残された「地下3階」の最後のエリアへと向かおう。

「地下4階」へのショートカットが開通した。次回はさらに下層へと潜る。

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