盗賊団の親分による首刎ね攻撃によって死亡した2人の蘇生費用を支払い、貧困のどん底に喘ぐ全員盗賊パーティー。
だが、金が無ければ奪えば良い。それがこの監獄都市の流儀である。「A級監獄」への金策行脚によって地道な「集金活動」を行い、ある程度のまとまった額の現金を預金することに成功した。
回復&蘇生費用を心配する必要が無くなったところで、未踏破エリアへの侵攻を再開することにしよう。目指す場所は、カルト教団の総本山である。
では、探索を開始する。
この戦闘で最も厄介なのは、敵方の唱える「サイレンス」の呪文だ。こちらの呪文詠唱を封じられると、呪文効果を持つアイテムまでもが戦闘中に使用できなくなる。つまり、これまでのボス戦で多用してきたアイテム「?危険物」(メガファイア)による集団攻撃、さらには「薬草」(ヒール)によるHP回復に頼った戦術が無効となってしまうのだ。
教祖に付き従う教団幹部、ならびに信者達にサイレンスを唱えさせない事が肝心。という訳で、開戦初手でお供の信者連中に対し「?危険物」をありったけ投擲し、早期殲滅を図る。
こちらのメガファイアに対し、教祖からカウンターの呪文ファイアウォールが炸裂。だが、この程度のダメージであれば焦って回復せずとも耐えられる。
この直後、懸念されていた呪文サイレンスの詠唱を許してしまい、人間盗賊&エルフ盗賊のアイテム使用が封じられる事態に。しかし、何とか教団幹部を殲滅し、最後に残った教祖もナイフによる刺突攻撃で息の根を止めた。
一旦地上へと帰還し、薬草の爆買いで火傷を回復。同時に、消耗品アイテム「?危険物」を鑑定することに。消耗品に関しては、最大「9個」までまとめて所持することが可能だが、未鑑定状態ではそれができずに所持品枠を無駄に圧迫してしまう。鑑定することで、そのデメリットが解消されるのだ。
この作業により、「?危険物」改め「火炎瓶」の一括所持を実現。
さて準備は整った。先刻の戦闘の末に入手した「牢獄の鍵」を携え、「懲罰房」の未踏破エリア攻略へと向かうことにする。
「懲罰房」のさらなる探索を進める中で、新たな装備品を次々に入手。
文字通り「拾った」のは「炎の鞭」である。後衛からでも直接攻撃が可能な中距離武器であり、魔法効果「炎属性ダメージ+5」が付与されている。この鞭を装備することで、アイテム「火炎瓶」(メガファイア)使用時に与える炎ダメージが大幅に増強された。
また、「自動発動:保護」の補助呪文効果を持つ「お守り」も入手。パーティー全員のACが常時「-2」ずつ強化されるという優れものだ。
そして、延々とハクスラを繰り返した末に、パーティー全員が「レベル13」へと到達した。ついにマスターレベルである。ほぼ現時点で到達可能な上限レベル、ならびに最強の装備品を身に着けた状態になったと断言できる。
いよいよ、次の階層を目指すのだ。